【本日発売!】 水樹奈々 33rdシングル「Exterminate」 | 千の記憶   

2015年7月22日水曜日

【本日発売!】 水樹奈々 33rdシングル「Exterminate」

水樹奈々 33rdシングル Exterminate 初回限定盤 KICM-1609
Exterminate 初回製造盤 KICM-1609
水樹奈々 Exterminate ソフマップ予約特典 ブロマイド
ソフマップ予約特典 ブロマイド
水樹奈々 33rdシングル Exterminate 初回限定盤 KICM-1609


本日発売された「水樹奈々 33rdシングル Exterminate」が届きました。青っぽく写っていますがクリアパープルのCDケースとアートワークの色味が紫を基調としていていい感じですね。


収録曲
01. Exterminate
  ★TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアGX」OP
  作詞:水樹奈々 作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:藤間仁(Elements Garden)

02. ブランブル
  ★iOS/Android版「THE TOWER OF PRINCESS」主題歌
  作詞:水樹奈々 作曲:加藤裕介 編曲:加藤裕介

03. It's Only Brave
  ★eat愛媛朝日テレビ「白球青春2015 めざせ!甲子園 第97回全国高校野球選手権愛媛大会」ED
  作詞:オオヤギヒロオ 作曲:オオヤギヒロオ 編曲:山下洋介



01. シンフォギア・アンセム


これまでのデジタルチックでサイバーな2曲(Synchrogazer、Vitalization)とは違い、シンフォニックロックサウンドで重厚感と疾走感がありますね。高速アルペジオでピコピコ鳴っているのはシンフォギアっぽさの片鱗かもしれません。音圧の割にオケの分離感は健闘していると思います。この分離感はアヴァロンの王冠のEvan Callっぽい編曲だと思いましたが、これは意外なことに違いました。

原作者でもある上松範康(Elements Garden)からの作詞オーダーは「【響き合う】と【シンフォニー】をテーマにシンフォギア国家という気持ちで書いて欲しい」とのことだったそうです。自らが作詞する中でコンセプトにしたものは「自己の解放」であり、心の闇を(いい意味で)殲滅するという意味で「Exterminate」のタイトルになったとのこと。

歌詞の方向性としては前作Vitalizationと似たキーワードが散りばめられていますが、最終話まで見ればどういう意味なのかわかるのでしょう。Vitalizationの歌詞は響×未来の隠喩でしたが、Exterminateはどうなるのか楽しみです。過去や内面のしがらみを断ち切るストーリーといった感じでしょうか。



02. Sleeping Beauty


曲調がすごくゲームの主題歌っぽいです(小並感)。今までにありそうでなかったような感じがします。Million Ways=One Destinationとかこういった聞かせる曲調は好きです。

眠れる森の美女のいばら姫役で登場するiOS/Android版「THE TOWER OF PRINCESS」の主題歌ということで作詞も担当しています。

ブランブルときいてピンときたのはブラン・ブルターク(機動戦士Zガンダム)、怪盗紳士ブルブラン(英雄伝説シリーズ)。タイトルのブランブルはBrambleがイバラの意味なのでこちらからでしょうか。「棘」、「つぼみ」、「花束」といった言葉もあるし「Roads(ローズ)」も「Rose(バラ)」にかかっていそう。いばら姫だけに。



03. 母校は決勝で敗れ甲子園初出場を逃す。・゚・(ノД`)・゚・。


リズムトラックとのバランスの悪さがヌケの悪い立体感のないボーカルに追い打ちをかけていますね。曲は悪くないだけに残念です。

ギターサウンドを全面に押し出した結果、爽やかさよりも暑苦しさを感じさせます。晴れ渡った青空というより灼熱の炎天下という高校野球っぽさが出ているといえばこれもありかもしれません。



【総評】 ※個人の感想です


絶えず何か楽器が鳴っていることでボーカルが割りを食っているという側面もありますが、ボーカル部分の音質については曲調が違ってもヌケの悪い立体感のない傾向は相変わらずです。左右に広がりを感じたりはしますが、どうも平坦で狭苦しく聞こえてしまう。

全体を通してハイレゾなどという流行りには目もくれないダイナミックレンジ?ナニソレな音圧レベルの潔さです。いつもどおりとも言えますが、マスタリングの方向性が変わらない限りハイレゾ化は眼中にないと思うことにしておきます。その代わりと言ってはなんですが、せめてBlu-ray音声は48kHz/24bitのハイレゾスペックを維持して欲しいところです。24bitになるだけで立体感はだいぶ違いますからね。

CDはライブコンサートのためのプロモーションというのが世界的な潮流のようで、普通の人なら「ライブでも聞きたいから行く」でしょうが、私の場合はさらに「CD音質に我慢ならないからライブに行く」というのも含まれています。まぁこれも立派な動機なので、CDやBlu-ray/DVDの購入のみでライブに行ったことのない人は百聞は一見にしかず、地元か近いところのライブに一度行ってみることをおすすめします。

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