オファー
今回のレビュー記事の経緯はちょっと特殊でして、自分で購入したものではなく無償提供されたものです。
まずブログの右下にある問い合わせにSoundPEATSからレビューのオファーがありました。これといって熱心にオーディオ関連の記事やレビューを書いているわけでもないのでオファーがあったこと自体が不思議ですが、今回の製品を無償提供するからレビュー記事を書いてくれとのことでした。ネットで調べてみると同じように提供を受けてレビュー記事を書かれている方が多くいるようなので引き受けることにしました。
どうやって商品を入手するかというと、メールのやり取りでオファーを承諾するとメールでクーポンコードが貰えますので、Amazonで当該製品を選択してコードを入力すると「\3,999」が「\0」になり、商品が送られてくるという仕組みです。Amazonからの入手なので比較的安心感がありますね。
開封
説明書(英語)によると1~2時間の充電で4~5時間の使用が可能なので、USBケーブルで充電します。LEDが赤から青に変われば充電完了。
【レビュー環境】
使用プレイヤー: SONY Walkman NW-F887
使用音源: FLAC(44.1/48kHz 16bit)
使用イヤホン: SoundPEATS Q9A, ULTIMATE EARS Triple.fi 10(Song's Audio Galaxy TFにリケーブル), audio technica ATH-IM50
装着感
普通のイヤホンとは違い、Bluetoothレシーバーがあるためユニットが大型です。柔軟性のある樹脂製のイヤフックがあるのでホールド感と安定性があるので運動中でも問題なさそうです。
操作性
3つのボタンで電源のON・OFF、ボリューム、曲送りの操作ができます。応答性も問題ありません。
ON・OFF、ペアリング時にそれぞれ「POWER ON」、「POWER OFF」、「PAIRING」と英語音声で知らせてくれるので、現在どの状態にあるのかが装着したままでも分かりやすくなっています。
音質
左右の分離感はあるものの低音寄りでややリバーブ感があるため、こもったようなぼやけた音がするというのが第一印象です。耳の奥まで押し込むと低音が強調されてしまうのでベストポジションを探ります。
Bluetoothの有効距離は10m以内となっていますが、5m以上離れると途切れがちになります。
両耳に装着するタイプのBluetoothヘッドセットは初めてですが、手持ちのイヤホンと比較しても音質面でかなり劣ります。リスニング向きではないし、ワイヤレスであること以外にメリットを感じません。
aptX(アプトエックス)で化ける!
説明書を読んでいたら、「オーディオプロファイル:APTX」とあったので調べてみると、高音質で再生できるコーデックということがわかりました。Walkman NW-F887はaptX(アプトエックス)で再生できるか調べてみたところ非対応でした。aptXで受信可能なのに送信可能な再生可能な機器を持っていないのでどうしようかと考え、一番安上がりなaptX対応のBluetoothアダプタを購入してPCで再生することにしました。
サンワサプライ MM-BTUD44 |
48kHz/16bitまででしたが、foobar2000(WASAPI)で問題なく再生できました。まず驚いたのが音質の劇的な変化です。128kbpsのMP3で再生しているかのようなこもったようなぼやけた音がしていたのがウソのように引き締まり、低音も程よい感じでバランスが良くなりました。ボーカルが以前に比べて格段によく聞こえるので違いがはっきりと分かります。MP3(320kbps)とFLACの間くらいの音質にはなっているように感じます。aptXを試さないでいたらとんでもないレビューになるところでした。
aptXで再生可能な機器を持っていてBluetoothで接続したいなら、3,999円とは思えないほどのバランスの良い高音質なのでおすすめできます。
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